« 時間という薬 ~その1~ | トップページ | リンク先色々 »

時間という薬 ~その2~

せめて夢で会えたならと元気な頃のはなを思い出そうとしても、浮かぶのはやせ細りふらつく足で全てを自力でやろうと健気に頑張る姿ばかり。
すっかり元気をなくし、ぼんやりと窓の外を見つめるすずの姿を見て「このままじゃいけない」と焦る気持ちが募る日々。
そんな中、夫がデジタルフォトフレームを買ってきてくれました。

今まで撮りためたさもない日常に溢れるはなの笑顔、家族の笑顔。
デジタルという無機質な機能によって自動的にめくられていく家族の日常が不思議な暖かさを放ち、何の不安もなかった頃の記憶を呼び覚す手助けをしてくれました。
沈む私の気持ちなどお構いなしに淡々と写真がめくられていく度に、薄皮をはぐように少しずつ少しずつ機械の力を借りずとも元気でいたずらだったはなの姿を自分で思い出せるようになっていきました。
Photo
Photo_2
Photo_3
Photo_4
Photo_5
くわえちゃいけない物をくわえては、なぜかわざわざ見せに来るはな。叱られる前から自ら「ごめんなさい」のお決まりポーズをするはな(^_^;)
今ならお日様のにおいのしたはなの体も、立ち直りの早いちゃっかりした性格も、最期まで自分を貫いた気高い頑固さも全て笑顔と共に思い出せます。

悲しみは完全には消えてなくならない。「あの時の選択は正しかったのか」という迷いも忘れた頃に蘇る。ネット情報の海に溺れそうになり傷つきもがいた痛みもまだ心の奥底によどんでいます。
それでも「時間という薬」の力を借りながら、いつしかそうした心の痛みもほろ苦い後悔も自分の一部となっていくのだと思うのです。
悲しい気持ちを押し殺す事なく身をゆだねていれば、いつしか時間の力が大切だった存在が一番きらきらしていた頃の記憶を呼び覚ましてくれるのだと思います。

楽しかった頃の記憶と共にちくっと胸を刺す痛みが蘇ったとしても、それを丸ごと含めての愛した命との日々なのでしょう。

|

« 時間という薬 ~その1~ | トップページ | リンク先色々 »

コメント

こんにちは。
はなちゃん、茶目っ気たっぷりで本当に可愛いですね。
ゴメンなさいのお手手が愛らしい!
実は、こないだずずちゃんの初泳ぎはどんなでしたか?
とお聞きした時に、はなちゃんもどうだったんだろうup
思ったのですが、お聞きしても大丈夫かわからなかったので
お聞きしなかったんです。
昨日までどういう状態であれ、そこに「居た」愛すべき
存在が、いない。。。。って本当に辛いですよね。
でも、今日のブログを読ませていただいて、何となく
聞けそうnote
はなちゃんの泳ぎってどんなだったんだろうって。

投稿: あっちゃん | 2015年10月13日 (火) 17:18

♪あっちゃんさん♪
お気遣い、ありがとう(*^o^*)
でもはなの事聞いて貰って全然だいじょうぶです♪
さすがに亡くなった直後は「はな」って言っただけで意思とは無関係に涙が溢れちゃって困っちゃった時期もあったけど(^_^;)

でも、それもきっと周りが困っちゃうだろうなぁって感じだけなの。
私にとってはほぼ(笑)泣かずに介護できた自分も夜な夜な怪しいサプリをネットで探していた自分も、見送った後に反動でめそめそしていた自分も全部ひっくるめてはなと過ごした日々の証です♪

はなはすっごいマイペースな泳ぎっぷりでした。
自分で泳ぎたい時に突如、勝手に水に入ってのんびり泳いで方向転換して勝手に帰ってくる・・・みたいな。

そんな感じで13歳半位までライフジャケットの力を借りながらのんびり泳いでいました。
端から見たらリハビリ感たっぷりの泳ぎだったけど(笑)

一番、びびりは武蔵だなぁ(^_^;)

投稿: Stella | 2015年10月13日 (火) 17:54

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 時間という薬 ~その1~ | トップページ | リンク先色々 »