« 2013年11月 | トップページ | 2014年1月 »

2013年12月

さもないこと

さもない、ささやかな事でちょっぴり嬉しくなったりする。
Photo
ものすごく凹んだ気持ちで見上げた空にどこまでも続く飛行機雲。
Photo_2
初めてひとりで軽自動車の点検に行ってき来た。交通量の多い国道の車線変更もできた。点検の待ち時間、一人で過ごす星乃珈琲でのひととき。運転、楽しいかもって思えた日。Photo_4
手が届きそうなほど近くで一休みするシジュウカラ。
小さな小さな体に宿る気高い命。
本当はささやかな喜びに満ちている私達の毎日。
さり気なく光るほのかな光だから見過ごしてしまうんだよね。
でも、本当はそこかしこで瞬いているさもない小さな幸せ。

| | コメント (2)

雨が降る前に・・・

今日は午後から雨または雪の予報。
雨が降ると木々は喜ぶけれどすずは地面が乾くまで庭に出られなくなってしまうのです。なぜなら・・・。
Photo
こんな風に・・・
Photo_2
爆走して・・・
Photo_3
弾けて、飛んで・・・
Photo_4
真っ黒けっけの泥んこ娘になるからです┐(´д`)┌ヤレヤレ
Photo_5
私の「足拭くよ~」でふと我に返るすずbleah
そして拭くのは到底、足だけじゃ済まない程に真っ黒なすずなのでした。

| | コメント (0)

12月の庭

12月3日に高田造園さんが今年2回目の庭の手入れに来て下さいました。
今年の初めに植栽した木々が今年の猛暑を乗り越えてくれるかとても心配しましたが、逞しくしなやかな生命力で我が家の庭に馴染んでくれたようです。

高田さんの他3名の職人さん達が雑草の整理や枝落としウッドチップの補充など素早く丁寧に作業して下さり、庭が生き生きとした輝きを取り戻しました。
Photo
葉が緑色の頃にはあまり分からなかった色のコントラストが秋になると日を追う毎に艶やかさを増していきます。さながら散り際に協奏曲のクライマックスを奏でているかのよう。
Photo_2
庭の状態は厳しい夏を過ごした割には安定していたようです。高田さんから「住む方に大切に思っていただける庭は状態がよくなるもので、きっとご家族に大切にされているのだなと嬉しく思いました。」とメールを頂きました。
本当に嬉しく有り難い気持ちで胸がいっぱいになります。
【今年の3月の写真】
Photo_5
私達家族にとってははなの置き土産の庭です。この庭を眺めていると今も命の終わりへ向かうひとときをゆっくりと味わうようにこの庭を歩いていた彼女の姿がくっきりと浮かんできます。姿は見えないけれど今も私の後をついて歩く彼女の足音を落ち葉がこっそりと教えてくれているような気持ちにさせてくれる大切な庭です。
これから年老いていくすずも春の少し前にやってくる幼いムサシもこの庭でたくさんの思い出を作っていくでしょう。
Photo_3
可愛い赤い実をつけるヤブコウジ。ムクドリたちの好物みたい。
オレンジ色の実はクチナシの実。日本画を描く夫の母が染料に使うのでもう少し楽しんだら収穫します。そして狂い咲きしているツツジ。紅葉している葉と春を告げる桃色が一緒に見られると喜んではいけないのかもしれません・・・。
Photo_4
雨上がりの夕暮れのすず。少し寂しげに風の中に漂うメッセージを拾うすず
いつも天真爛漫で明るい彼女が時折見せる憂い顔。そう見えるのは私の心のフィルターのせいではないはず。だからこそすずの発する心の声を感じる感性だけはずっとずっと磨いていかなくちゃと気持ちを新たにするのです。

| | コメント (2)

最後の言葉

その日のはなは朝からちょっと変だった。
「ヘン」って言っても呼吸が荒いとか意識がもうろうとしているって意味じゃない。

毎朝、5時頃に家を出る夫が「おはよう」って顔を覗き込んだ時もぱっちりと意志のある目でまじまじと彼の顔を見つめていたそうだ。いつもは半分まどろんだまま、おぼろげな意識の中で朝を待っているはななのに・・・。
「今日は調子がいいのかな」って思わず嬉しくなるような表情で夫を目で追っていたと後で聞いた。

昼間も時間をおいて数回「ワン」と一声、吠えたのだった。久し振りに聞いたはなの声。か細く消え入るような声だったけど、苦しくて出した声ではなかった。明らかに意志を持って私を呼んだ声だった。
Photo
今なら分かる・・・。あれは「ワタシ、モウイカナクチャ」って言ったんだよね。
もう引き止めるのは止めようと決心した私の心の中にくすぶる「イヤダ、マダハナレタクナイ」って気持ちをくすぶったままにしない為の「モウイカナクチャ」だったんだよね。

今なら分かるよ。
「ワン」って私を呼んで、「な~に」と覗き込んだ私の顔をキラキラと光る目でしげしげと眺め大きな呼吸をふたつして旅立ったね。
本当に本当に見事な最後だった。

頼りない私だったけど、最後のその時まであなたの導きに必死についていった事だけはちょっと褒めて欲しいなぁと時々思うんだ。
「ねぇ、はーちゃん、どこかで聞いているでしょ」そう心の中でつぶやく冬の夜中の独り言。

| | コメント (0)

« 2013年11月 | トップページ | 2014年1月 »