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2013年9月

はな?

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昼間、ソファーでスマホをいじっていたら急にテレビがひとりでについてビックリした。
知らない間にリモコンでも触った?と自分の周りをあたふたと探したけど、ちゃんとローテーブルの上に置いてあった。

犬が虹の橋を渡るとしばらくたった頃に「元気にしてる?こっちは元気にしているよ」と様子を見に来てくれるって言うけれど、はなが来てくれたサインだったりしてshine
私がしょぼくれていないか、すずの面倒をちゃんと見ているかこっそり見に来てくれたのかなぁ。

そうだったら嬉しい(*^-^)
バカみたいだけど「はな?」って大きな声で呼んでみた。そうしたら、お昼寝中のすずがすっ飛んで来た。ごめん、ごめん、すず。びっくりさせちゃったね。
もし、はなが遊びに来たらすずが教えてくれることになっているんだものねshine
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まだ毎日、最後の瞬間のはなの事を思い出す。もう二度と会えない寂しさよりも、思い出深いこの世からの旅立ちが肉体的に苦しいものではなかったかが今でも気掛かりなのだ。それを思うと胸の奥がちりちりと痛むけど、こうして泣かないで懐かしくあなたの名前を声に出して呼べるようになったよ。

死んじゃうってどういう事なんだろうね。不思議だね。はなの魂がコトっと体を離れた瞬間が時々ふと蘇る。でももう涙は流さない。「心の中で生きている」って意味が分かったからね。ただ「はーちゃん、今どこにいるの?」と心の中でつぶやいてみるだけ。ただただ懐かしく愛おしくあなたを思い出すだけ・・・。

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はだしのゲン

松江市が市内の小中学校に閲覧制限を求めていた「はだしのゲン」。
去年、夫が「もう一度読みたい」と言って全巻を買ってきた。
それを見た私は当時5年生だった息子にはまだ少し刺激が強いかもと心配し「まだ彼には早いかもしれないから見えない所にしまっておいてね」と言ったのだ。

なぜなら、ちょうど私が息子の年齢の頃に読んだ時に受けたショックが未だに鮮明に残っていて、息子に読ませることを少なからず躊躇したからだった。

そして今回の閲覧制限の報道をテレビで見て息子が言った。
「俺、これ読んでみたい」

私の影響でもっと幼い頃から手塚治虫のマンガもたくさん読んでいるし、大丈夫かな。でもわりと繊細な一面もあるからどうしよう。
一瞬、色んな思いが頭をよぎった。
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一呼吸おいて私は白状した。
「実はね、この本、全巻うちにあるんだ」
「マジで?どこに?」と驚く息子。
「パパが去年買ってきたんだけど、君にはまだ刺激が強いかと思って隠してある」
それを聞いた息子はこう言った。

「だってはだしのゲンを読んでショックを受けることに意味があるんでしょ。そこから色々と考えることに意味があるんだよ。読むか読まないかは子供が自分で決められるよ」「Tちゃん、松江市と同じになっちゃてるよ」

う~ん、息子よ、母は本当に返す言葉がなかった。

ちょっときつかったり涙が出たりする場面もあったらしい。でも気に入った巻は繰り返し読んでいる。凝り固まった自分の価値観に気付かずにそれが「正しい」と思い込むのは柔軟性を欠いた大人の心・・・。
私ははなすずや息子の保護者のつもりでいたけれど、実は一緒に成長しているただの1人の未熟な人間なんだと何だか妙に素直に思ったある夏の日の出来事だった。

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