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はなの旅立ち

6月3日、午後4時頃はなは14歳と1ヶ月15日で虹の橋を渡りました。
ここ2週間ほとんど食べなくなっていたので、もう長くは一緒にいられない事は覚悟していました。

でも、その時はあまりに突然にやって来ました。
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その日は朝から数回小さくか細い声で「ワン」と私を呼びました。
消え入るような小さな声だったけど、本当に久し振りに聞くはなの声が嬉しくて「な~に?」といそいそと飛んで行ったのでした。
その度に私の顔をじっと見つめ、しばらくすると安心したかのようにまたとろとろとまどろむのでした。

でも一方で、ほとんど吠えたことのないはなの声に胸騒ぎがし不安で身の置き所がなく呼吸で波打つお腹を何度も確かめてはホッとしていました。
そうして息子が学校から帰り少したった4時頃、はながまた小さく頭をもたげ最後の力を振り絞るように「ワン」とキッチンにいた私を呼んだのでした。

まさか亡くなるとは思わないようなキラキラとした目で私をまじまじと見つめた後、少しだけ体をこわばらせ「あれっ?」と思った瞬間に目が遠くを見つめました。
そうしてお腹がうねるように大きく2回息を吸い込み私の腕の中で旅立ってしまいました。
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はなが死んじゃう!」と我を忘れ大きな声で「はな、しっかり!はーちゃんはーちゃん!」と叫んだけど願いは届かず旅立ってしまいました。

呼び止めるのが間に合わないほどあっという間の安らかで穏やかな最期でした。
息子も一緒にその瞬間に立ち会うことができたので、これ以上を望めないほどの別れだったと思います。
「一人で行かないでね。ちゃんとじゃあねって言ってからにしてね」としつこく何度も言われていたから「しんどいけど、しょうがないなぁ」って約束を守ってくれたのだと思います。なのに私は「じゃあね。またね」と見送る事もできずに、引き止めるようにはなの名前を叫ぶことしかできなかったのがとても悔やまれる・・・。

はーちゃん、ありがとう」って言えればよかった。・゚゚・(>_<;)・゚゚・。

メラノーマと告知されてからちょうど半年。
たくさん寄り添う穏やかな時間をくれました。
はなの体がなくなってしまった事がとってもとっても寂しい・・・。
ぽっかりと心に穴が開いていますが、後悔のない最後の半年を過ごせたと思っています。

食べなくなってからの2週間は一切の流動食を拒否し、喉を潤す程度の水とゼリーしか口にしませんでした。諦めきれずに悪あがきをしようとする私をたしなめるかのように、最後まで頑固で気高いはなでした。

最後の最後まで身をもってこの頼りない私に多くの事を教えてくれました。
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今はまだ涙が溢れてしまうけど、この寂しさもはなを愛した私の心の一部だと思います。はなが元気だった頃の姿を思い出し楽しかった日々の記憶が、いずれ悲しみや寂しさを覆い尽くしていくでしょう。そう信じて今までと変わらずに「はーちゃん、おはよう♪」って新しい朝を迎えようと思います。

今まではなと私達家族を支えて下さった皆さんに心から感謝しています。
これからもすず共々よろしくお願いします<(_ _)>♪

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コメント

はなちゃん、えらかったね。
お空にかえる前に、ちゃんとお別れしてくれたんだね・・。

ありがとね、うちのコ達と仲良しでいてくれて。
沢山の大切なお友達との縁を結んでくれて。
本当に、本当に、ありがとう。

それから・・
どうか、今までとおんなじように、すずちゃんを見守っていてね。
姿は見えなくても、ずっとそばにいるから大丈夫だからねって
伝えてあげてね、すずちゃんに・・
おせっかいなサン母からのお願いです。


投稿: えぐえぐ | 2013年6月 5日 (水) 16:11

♪えぐえぐさん♪
今までいっぱい支えてくれてありがとう。
はなが一番えらかったんだけど、私もまぁまぁいい線で頑張れたと思うんだ・・・。
でもみんなの友情がなければ、絶対にもっとはなの前でメソメソしちゃっていたと思う。

ワンコ達がいなければ結ばれなかった縁・・・。
本当にありがたくて涙が出るよ。

すず、心なしかしょぼくれているように見えるの。
分かっているよね、はながもう会えないところに旅立ってしまったって(ノ_・、)
ずっと一緒だったから、すずの心もぽっかりとしちゃっているよね。

はなの病院通いで運転に少し自信がついたから、ちょっと離れた気持ちのいい広い公園にでも行ってみるよ。

えぐえぐさん、本当にありがとね。

投稿: Stella | 2013年6月 5日 (水) 16:50

はなちゃん よく頑張ったね。
この季節 6月ルナも虹の橋を渡りました。
ルナはたった一人ぼっちで旅立ちました。
まさか亡くなるなんて思ってもいなかったから。。。。
15分 早く家に帰っていれば、一人で行かせる事はなかったのにと。。。
何度も後悔しました。
はなちゃんは愛する家族に看取られて幸せな一生だったと思います。
これからもすずちゃんやトリプルの仲間達を見守っていてね。

投稿: シュガーママ | 2013年6月 5日 (水) 16:55

♪シュガーママさん♪
ルナちゃんの旅立ちも6月だったのですね。
愛する相棒を失った悲しみは消えることはないけれど、時間と共にその傷が心になじんで私の一部として溶け込んでいくのだと今は信じています。

ルナちゃんはきっとシュガーママさんを悲しませたくなかったんだね。
はなも出来ればさくっと一人で旅立ちたかったのかも。でも後で私にやいやいと文句言われるのが面倒臭かったのかもしれないです。

まだ現実と夢の間をゆらゆらと揺れているような心許ない感じだけど、すずの少し困ったようなハの字眉毛の顔を見ると「しっかりしなくちゃ」と思っているところです。

シュガーちゃん、はなを追い越す位に長く健やかな犬生を送ってね。
シュガーママさん、コメントありがとう♪

投稿: Stella | 2013年6月 5日 (水) 17:09

はなちゃん、

温かなステラ一家のもとを離れましたが、
今度は天国で思う存分走り回って下さい。

そして、いつもあなたのことを思っているステラ一家を見守って下さいね。

投稿: さんもも | 2013年6月 5日 (水) 22:36

♪さんももちゃん♪
メッセージ、ありがとう。
奇しくもこの同じ日にはなと同じお里の逞しい同い年の男の子が虹の橋を渡ったの。
はなは一人じゃなかったから、それだけでも随分と私は安心しました。

今はまだ闘病生活の記憶の方が強くてちょっと辛いけど、時間が経てば辛い記憶は薄れて楽しかった日々だけが蘇るって愛犬を看取った友人が言ってくれたの。

だからその日を信じて待ちながらはなの分まですずと楽しく過ごそうと思っているよ。

投稿: Stella | 2013年6月 5日 (水) 22:49

はなちゃん、Stellaさん旅立ちは寂しいね。

さくらと同じメラノーマと聞いた時は胸の奥がズキンとしました
この半年間、はなちゃんの経過を知る度に、気持ちが落ち着きませんでした。

家族に見取られて、安らかな旅立ちだった事ほっとしました。

すずちゃんもきっと寂しいでしょうから、心のケアをしてあげてね

投稿: 游美 | 2013年6月 8日 (土) 01:09

♪遊美さん♪
遊美さん、お見舞いに来てくれてありがとうね。
どんなに心強かったことか・・・。
そして、はなは遊美さんが行っていた通り、私に「その時」が来た事をちゃんと教えてくれて旅立ちました。

例え大往生でも最後の瞬間が望む通りに訪れたとしてもはながいなくなった事の喪失感は想像以上なの。でもそれは私の問題で、はなにとっては安らかな門出だったのだと思えば少し心の痛みが和らいでいるよ。

すずもきっと寂しいだろうなぁ。
今は帰りの時間を気にしないですずとお散歩するできるようになったよ。

はな、今頃サンディ君と一緒にココちゃん、さくちゃん達と合流できたかな・・・。
本当に、助けてくれてありがとうね。

投稿: Stella | 2013年6月 8日 (土) 10:17

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