« 2011年2月 | トップページ | 2011年4月 »

2011年3月

希望

奇跡的にほんの短い間通じた携帯の電波。
「家族全員無事」
夫の実家に涙声で義兄のお嫁さんから連絡があったのは地震の翌日でした。

その後、連絡が全くつかずどんな小さな情報も見逃すまいとテレビやネットに張り付く日々でした。刻々とテレビに映し出されるのは地震の爪痕ばかり。
でも、家族がすがる思いで探すのは、家族の安否と無事ならどこでどうしているのかという情報なのです。

津波にさらわれた町の映像から、義兄達の家があった辺りを必死に探しました。
マッチ箱をひっくり返したような光景の中から、僅かに残る手がかりを探します。
跡形もありませんでした。
そこから目を移しても、広がるのはどこまでも広がるがれきの山、山、山。

地震から10日たって、やっと届いた義姉からのメール。
がれきの山の中から少しでも家族の品を探そうと歩き回っていると書いてありました。

「毎日色んな所から色んな物が見つかっているよ」
「今日は奇跡的に通帳ケースを見つけた。なんか元気が出てきた。」
なんどもなんども読み返します。

日が経つにつれ少しずつ、連絡が取れるようになってきました。
「屋根が見つかったよ。なんとその下から桐箪笥を無事発見!洋服は洗ったら着られそう」

地震当日はたまたま車に愛犬サスケをのせて移動中だったそうです。
大きな揺れを感じて、末っ子を迎えに行きサスケとその子を先に高台に逃がしたそうです。
その後、走って小学校に二人の息子を迎えに行き、家に何も取りに戻らず、ひたすらに高台を目指したとのことでした。

もし家に戻っていたら義姉と二人の息子は助からなかったそうです。
義兄も診療所から入院患者さん達の避難を終わらせ、すんでの所で助かったそうです。

こうした紙一重の所で失われた数多の尊い命、残された家族の方の気持ちを思うと言葉が見つかりません。
こんな事があっても一日は変わらず24時間で過ぎていくことが不思議にさえ思えてきます。

ありがたいことに義兄の様子を新聞やテレビが取り上げて下さり、ヒゲが伸び放題になった彼の顔を見ることができました。歳を取った義両親は田老へ行くことはままなりませんが、随分と安心したと思います。

「ここの人達が、ここの人達の力でずっと生きていけるような長期的な支援」という義兄の言葉が胸に響きます。

何をどうすればいいのかは、そして出来ることは人それぞれでいいのだと思います。
ただ、気の毒に思うばかりではなく、一人一人が我が身に置き換えて寄り添う気持ちを忘れないでいたいと思います。

今週末、義弟と夫の弟コンビで田老に行って来ます。
はなとすずのクレートを降ろし、積めるだけ荷物を積んで様子を見てきて貰います。

「希望」という言葉の深さをかみしめながら、一日も早く明日へ向かう力を取り戻せるよう心から祈り、ささやかでも私達のできることを考えていこうと思います。
そして、飼い主とはぐれてしまった動物たちが少しでも多く飼い主の元へ戻れますように。新しい幸せを見つけられますように。

| | コメント (2)

もどかしい

岩手県宮古市の田老地区に住む義兄一家が無事だと分かったのが地震の翌日でした。奇跡的にお嫁さんとの携帯が一瞬だけつながり、安否と避難先の確認ができたのでした。

その後、メールが一度あったきりで詳しい避難生活の様子は分かりません。

心配する夫の両親が少しでも安心出来る情報があればとテレビとネットにかじりつく毎日でしす。震災から数日たって、twitterなどから少しずつ現地の情報を入手できるようになりました。

このブログへも「仙台」、「宮古市」「田老」などのキーワードでたどり着く方がいらっしゃるようなので私達が情報を入手でき助かったページのリンクを張っておきたいと思います。

テレビ岩手 被災・安否情報

宮古市避難先名簿(テキストファイル板)

宮古市、田老町の震災による現在の状況
(宮古市田老の被災状況の画像あり)

義兄の事だから自分の事は後回しに仕事に全力投球しているのだと思います。
義母も少しでも早く声を聞きたいと思っているに違いないのですが、安否が分かっているだけにこれ以上のことは望めません。

田老だけではなく、たくさんの地域がこういう状態にあるのです。

家族をなくされた方や安否確認ができない皆さんのことを思うと言葉もありません。
探しに行くことも助けに行くこともままならない中、情報が手に入らずただ待つ他ないというのは本当に辛いことです。

何をどうすれば一番いいのか、どうすればみんなの手助けになるのか。
座っては立ち、立っては座り、ただもどかしく歯がゆい気持ちばかりがつのる毎日です。

| | コメント (0)

仙台の友人からのメッセージ

仙台に住むお友達、サンディ&ケリーのママ、Hさんから是非、このブログをご覧の皆さんへメッセージを伝えて欲しいと連絡がありました。

自分達が大変な思いをされている中、少しでも仙台の今の状況と心配して下さっている皆さんへの感謝の気持ちを伝えたいというお気持ちからです。

通信手段がなかなか安定しない中、少しでも仙台にお知り合いがいる方の情報提供になれば・・・というとても彼女らしい心からだと思います。

このブログをお読みになった方で、仙台方面の情報を求めていらっしゃるお知り合いがいたらこの情報を教えて頂ければと思います。

以下、Hさんから皆さまへのメッセージです。

:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+

今日14日、やっと携帯、固定電話とも宮城県内、仙台市内でも通話可能な時間が増えてきました。
私達の住む仙台市泉区の団地では地震後、最初に電気が使えるようになりました。

今日、午後遅くにはTVの視聴が可能になり「もしかして?」の期待を込めてパソコンの電源を入れアクセスできたのがはなすずちゃんのブログです。
(トリプルスターのブログにはアクセスできず)

地震直後から沢山の皆さんより心配のメールを頂きました。
携帯が通じる度に受信の件数がどんどん増えていき、一つ一つのメッセージを読む度に涙が溢れて困りました。
皆さん、本当にありがとうございます。

私達家族は全員無事です。 もちろん、サンディとケリーの2頭も。
地震当日は車に家族全員乗り込み、近くの駐車場にて過ごしました。

翌日12日。
ます、1階のリビングを片付け全員がお互いの姿の見える場所に寝ています。
夕方には電気が開通したので電気ストーブで暖を取ることもできています。

今日14日。
隣近所のお宅のほとんどが自宅で過ごしています。
お互いの家族・親戚・友人の無事を喜び「何が必要か?」と声を掛け合いながら生活しています。

私の知る範囲での現在の仙台市の状況をお知らせします。

【泉区】(都市ガス・水道)復旧まで3週間~の見通し
    (電気)      一部地域のみ使用可能

【青葉区】(電気・水道) 一部地域のみ使用可能

【太白区・宮城野区】については直接確認できる知人がおらずわかりません。
申し訳ありません。

【給水】 明日15日以降、多くの区の学校等に給水車が予定されています。
【交通機関・バス】 幹線道路を中心に運行が始まっています。
【地下鉄】 富沢~台原公園間のみの運行。
【JR】 復旧の見通したたず。

私達は幸運にも軽い被害ですみました。
家も車も、そして一番大切な家族も失うことなくこうして助かりました。

他県にお住まいの皆さまみずからも大きな地震にあわれたにも関わらず、心から案じて頂き本当にありがとうございました。

そして同じ仙台市内でも津波の被害に遭われた方々は未だに避難所生活をされています。
どうかみなさまの大切な人々が無事でありますように。
行方不明の方が1日も早く家族と再会できますように。
心からお祈りしております。

:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+

少しでも早く平穏な日常を取り戻せるように、一人一人が出来る事を考えていきたいと思います。 暖かい言葉、小さな行動、見守るだけでも。
どんなことでも・・・。まずは身近な人からでも・・・。

ひとつひとつは小さくても集まれば大きな力になるはずです。

大変な中でも前向きな気持ちと人を思う気持ちを忘れないサンちゃん&ケリーちゃんママ。
私達友人こそ感謝の気持ちでいっぱいです。

本当にありがとう。

| | コメント (4)

地震

「お肌の手入れをしよう」なんて急に思い立ち、すっぴん状態でのんきに昼間から美容液なんか塗っている最中でした。
よくある程度だと思っていた揺れがみるみるうちに大きくなり、急いではなすずにリードをつけて必死でテレビを押さえ、揺れが収まるのを待つしかありませんでした。

家のそこら中で音がして、学校にいる息子や都内にいる夫の事を思いました。
こんなに揺れるなら絶対に関東近辺が震源地だって思いました。

揺れが収まりつけたテレビから流れた情報は想像を絶するもの・・・。

岩手県の宮古市田老にいる夫の兄一家の無事を祈るばかりでした。

翌日の午後になって運良く一度だけ携帯がつながり、高台に逃げて家族5人全員無事だとの知らせが義母にありました。
でも、でもその後テレビの映像で見た田老はほとんどの地区が津波に襲われ、人々の平和な日常は跡形もなく海へとさらわれてしまった跡でした。
兄一家の家があった辺りも更地になってしまっているようでした。

遊びに行った時に見た10メートルもある立派な堤防を越えて津波が襲ってきた事をニュースで知りました。

その後なんの情報もなく、心配でテレビやネットにかじり付く日々ですが命が助かったと分かっているだけでも幸せな状態なんだと、亡くなられた方や未だ安否の分からない方のご家族の悲しみに言葉が見つかりません。

そんな中、沢山のお友達から心配と励ましのご連絡を頂きました。
本当にありがとう。

東北地方のラブラドール仲間も大変な思いをしている最中です。

未曾有の経験をしている最中ですが、気持ちをしっかりと持って一日も早く元気な日本を復興させるため、神様どうか大きな地震はこれだけにして下さいと祈るばかりです。

亡くなられた方々のご冥福を心からお祈り致します。
そして大きな被害に遭われた方々には心からのお見舞いを申し上げます。
一日も早く平穏な日々を取り戻せますように。

| | コメント (0)

Jリーグ開幕

Jリーグのシーズンが終わってしまい寂しいなぁ~なんて思っていたのがつい昨日のようsweat01あっという間に年が明け、つい先週アウェイの神戸戦で今シーズンがスタートしました。(負けちゃったけどdown

ペトロヴィッチ新監督率いる新体制のチームで新しいシーズンの幕開けです。

Photo
明日はいよいよ、ホーム開幕戦。相手は強豪ガンバ大阪sweat01
さてさて、どうなる事やら。
でも今年もシーズンチケットを更新し、精一杯応援するよgoodshine

Photo_2
応援していた闘莉王選手が名古屋グランパスへ移籍してしまった去年から、息子はサンフレッチェ広島からレッズへ移籍した柏木陽介選手のユニフォームを着ての応援です。
塾へ行った後、スタジアムへ直行という日もある忙しいシーズンになりそうだけど、行ける限りは家族で大きな声で応援したいと思います♪

| | コメント (0)

春の雪

息子と夫を送り出し一息ついた頃、しとしとと降っていた雨がいつの間にか雪に変わっていました。雨交じりだった音が少しずつひそやかになり、季節外れの雪が庭をうっすらと白く染めていくのをしばし眺めていました。
_edited1
こんな日の犬たちはいつものように散歩をせがむこともなく、ただただ静かに眠るのです。穏やかに流れていく平凡で至福のひととき。

Photo
春を告げるサンシュユの黄色い花が咲くのもあと少し。

お煎餅の町に住むはなすずの小さな庭にも春の足跡が少しずつ聞こえてくる、そんな静かなある一日でした。

| | コメント (0)

雪の日光【続きの続き】

今日は主に写真を・・・shine

Photo
今年の8月ですずも7歳。ついこないだ3歳になったばかりのような気がするのに。
早いなぁ。

Photo_2
はなは4月で12歳。確実に忍び寄る老いに向き合いながら、大らかで穏やかな時間を過ごして行きたいと切に願う今日この頃です。

Photo_4
つかず離れずの距離感でお互いを思いやる一人と二頭。
ともすると感情と心配が先立ちそうになる私は見習わなくてはいけません。

Photo_5
のびのびとただひたすらに無邪気そうに見えるこの笑顔。
でもこの裏には豊かでかつとても繊細な感情が満ち溢れていることを一緒に暮らす者としていつも心に留めておきたいと思いますshine

| | コメント (2)

雪の日光♪(続き)

Photo
冴え冴えとした冷たい空気と白く広がる色のない世界。
人気のない寂しい光景も笑い声が響けば、たちまち愉快な遊び場に大変身。

Photo_2
穴掘り犬、すず。掘って、掘って、掘りまくります。
Photo_3
こんな所も掘って・・・。
_edited1
こんなになるまで・・・。掘りがい満点goodshine
財宝なんか出てこないけど、一緒に過ごすこの時間が最高の宝物。

Photo_4
楽しくって、楽しくって♪
Photo_5
少しくらい不細工になったって気にしな~い。

楽しいことは自分でみつけなくっちゃねwinkshine

【あともう一回続く】

| | コメント (0)

雪の日光

夫が「雪の日光もいいよねshine」「はなすずも喜ぶよねshine」と言いながら嬉々としてスタッドレスタイヤやら防水加工の手袋を用意しているのを見て、「自分が一番雪遊びしたいんじゃない」と密かに思った私ですcoldsweats01

Photo
【冬の庭】

・・・というわけで2月初旬に冬の日光へ行って来ました。
家の周りは除雪がしてあり雪はありませんでしたが、庭は一面冬景色でした。
Photo_2
出かける前に置いた沢山のひまわりの種も、夕方に帰ってくる頃にはすっかり小鳥たちのお腹の中ですshine

そしてはなすずも雪に大喜びでした。
Photo_3
Photo_4
のんきな家庭犬はなすずも雪の上だと心なしかきりっと凛々しく見えるような・・・coldsweats01

Photo_5
【ある牧場の除雪のしていない駐車場】
スキー場に隣接しているドッグランにも行ってみたけど、私達はやっぱり人が少ないただの「なんにもない場所」が一番楽しい♪
Photo_7
兄妹でそり遊びsnow


親子でそり遊びsnow

Photo_8
何もない自然の中で犬と子供と大人の楽しい笑い声だけが響いたとある一日なのでした。

【続く】

| | コメント (0)

« 2011年2月 | トップページ | 2011年4月 »