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子供の視点

Photo_167 どぎまぎしながら幼稚園の役員を引き受けたこの一年もようやく終わりを迎えようとしています。ここ2ヶ月弱は最後の大仕事である年長さんの為の謝恩会の準備に大わらわでした。書記の私は印刷物関係を担当していたので、諸々の制作物を可愛らしく仕上げるため、ここ一ヶ月パソコンに張り付く毎日でした。今は色々なデザインの素材が豊富にあるので、ある程度の物は個人でも作れるものですね。今まで「可愛い系」の素材に目がいかなかったのでとても新鮮でした。なんでも、自分のテリトリーから勇気を出してほんの一歩踏み出すだけで、新たな世界を体験出来るんだと実感させてくれた一年でもありました。Balloon 大人になると必死で風船をふくらませることなんて、あまりないですものね(^o^)。
そしてたった一年で一段とたくましく成長した子供達を見ていると、大人にとっては何げなく過ぎていく一年でも本当は実るのに十分なほど豊かな時間であったことに気づかされハッとするのです。犬でも子供でも自分と視点の全く違う存在と接することで思わぬ発見をすることがあります。発見と言うよりは、心の奥底に沈んで自分でも忘れていた感覚ががふとした拍子に浮かび上がってくると言った方が近いでしょうか。
Lullaby_4 息子にとってはなすずの存在は親が想像しているよりも遙かに大きいようです。ある日彼に唐突にこう聞かれました。「はなすずは僕より先に死んじゃうの?」幼稚園で何か言われたのか、以前テレビで犬を見送った方を見たのを覚えていたのか定かではありません。子供の口から発せられた「死ぬ」という思わぬ言葉に私は少なからず動揺し「死んじゃうってことはどういうことだと思うの?」と聞きました。「もう二度と会えなくなるってことでしょう?」と半ベソで答える息子の顔を見ながら私は「あぁ、そうだった。死ぬってことは二度と会えないってことだったんだ」としんみり思い出したのでした。Photo_170 もちろん大人には「死」が物理的な意味では「永遠の別れ」だということは分かります。でもとてもシンプルな言葉で「死」を表現した息子の言葉を聞いて、私たち大人は色々な言葉や世の有様を知りすぎているが故に、心の中にある本当はいちばん伝えたい肝心なことを伝えられないのかもしれないとも思ったのです。「大丈夫だよ。はなすずも君がちゃんとお見送りできるくらいお兄ちゃんになるまで待っていてくれるから」私も半ベソでそう答えながら、いつか誰にでもお別れが来ることを心に留めておくのはそう寂しいことではないかもしれないと思ったのでした。大切な存在と一緒にいられることが決して当たり前ではなく掛け替えのない幸せなんだってことを胸に刻んでおけるってことですから・・・。

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コメント

息子さんとすずちゃんの寝顔。
とても微笑ましい1カットですね。
我家は外犬なので、このような光景を目にする事は
きっと無いと思っています。

息子さんにとってはなちゃん、すずちゃんの存在が大きいのは
ココにアップされた写真を見てもわかります。
幼稚園のお友達よりも大きな存在なんでしょう。
我家の子供たちは??????????ですね。
ただ、トーマスの居る生活が日常の当たり前には
なっているようです^^;

「死」と言うことについては、色々と考えるときがあります。
特にゲームなどで「死」を軽々しく感じている子供に
どの様に伝えていけば良いのか?時折悩む事があります。
それと同時に自分自身に問いただしたりしてます。

投稿: トーマスパパ | 2007年3月13日 (火) 13:55

我が家の場合、息子が誕生した時には2歳になるはなが完全室内飼いでいたので周りには随分と心配されました(^_^;)。私たちは生活をする上で「工夫」はしましたけど「心配」は少しもしませんでした。夫婦でのんき者でしょうか(笑)。

子供は親が思っているより親の犬に対する接し方を見ているようです。息子を見ていて時々「あぁ、私ってこうやっているんだ」と発見したりします(^_^;)そしていつの間にかトイレに出たがる犬の素振りを察してデッキに出してあげられるようになるものです♪あと5年、いえ3年もしないでトーマスパパさんのお宅でもお子さん達の存在はとても頼りになることでしょう☆

今の時代の子供とゲームは切り離せないですものね。うちでも悩むところです。簡単に「死んじゃった」という言葉を使って欲しくありません。うちでは「やられちゃったぁ」と言っていますがそれもどうなんでしょうねぇ。
でも5歳を過ぎた頃から「子は親の背中を見て育つ」とはよく言ったもんだ・・・と感じる事がよくあるので自分の生き方もあらためて見直さなきゃと感じる今日この頃です。

投稿: Stella | 2007年3月13日 (火) 21:27

深い、深いお話ですね。
普段の生活の中では、永遠に一緒に居るのが当たり前に思えて来てしまいます。
ココとさくらの前に、共に生活していた子は16歳まで頑張ってくれました。
16歳は長生きしたよね!と言われますが私にとっては永遠に一緒にいて欲しかったと思ってしまいます。
16歳の誕生日にやっと家族として迎えて貰って、結婚する時は連れ子で結婚して数年間過ごし、私にとっては掛け替えの無い家族でした。
息子さん「死」と言う何気ない問いに、戸惑ってしまった気持ちとても解ります。
これからも家族として思い出を沢山残せる時間が多く有ります様にと願いっています。

投稿: nao | 2007年3月18日 (日) 01:22

♪naoさんへ♪
大人は心の中で色々思っていてもあえて言葉にしない事ってたくさんありますよね。そんな所を子供は不意に突いてくるので慌てます。でも言葉で答えることであらためて気づかされることもあったりします(^_-)。
16歳は犬にとっては長生きなんでしょうけど、多感な時期を一緒に過ごしたnaoさんにとっては本当に切ないお別れだったことでしょう。最近白髪が目立つはなをみているとあと何年一緒にいられるんだろうと考えてしんみりすることがあります。でもそれだからこそ出来るだけ楽しい時間を一緒に過ごし、「大好きだよ」と何回でも伝えたいなぁと思う今日この頃です☆
でも、とても大切な存在だからこそ最後まで自分が精一杯の愛をもって看取ってあげられるのが犬たちにとって幸せなのかなぁとも思うのです。
ココちゃんはもう8歳のお誕生日を迎えたのかしら?来月19日に、はなも追いつきま~す。出来るだけ長く元気でいらることを願って、飼い主修行(?)に励みましょうね~。これからも色々と相談にのってくださいね☆

投稿: Stella | 2007年3月18日 (日) 10:56

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