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動物を「保護する」ということ

久し振りのアップです(^_^;)。昨年末から目の調子が悪く、ドクターからコンタクト使用禁止を命じられています。今まで使用していた商品がリニューアルされたら合わなかったようで目の表面に傷が付き左目だけ視力が著しく落ちてしまいました(T_T)。眼鏡の度数も合わず、ずっと船酔いしているような感じでパソコンに向かう気力が湧かなかったのです。幸い回復しつつあり、ちょっと元気が甦ってきましたのでご心配なく~♪

P6170424 あと今ひとつ沈んだ気分から抜け出せないのは、昨年末から抜けない棘の様に心に引っかかっている出来事があるためです。事の発端は去年の6月に保護したオスの柴犬にあります。大雨のその日、幼稚園の役員会があり、雨合羽を着込み傘をさし自転車で家を出ました。家から100m程行った所で道の真ん中をフラフラとよろけながら歩く柴犬を見つけました。何軒もの建て売り住宅を建設中のその場所はトラックが頻繁に行き交っていましたが、その犬は全く意に介することなくずぶ濡れで道の真ん中をふらつきながらただ、ただ前進していたのでした。そのうち轢かれてしまうに違いないその姿に思わず自転車を降り、犬を抱きかかえ道の端に避けました。Photo_106 触れられて初めてビクッとした様子からほとんど目も耳も機能しておらず、おぼつかない足腰から高齢であることは明らかでした。   一瞬迷いましたが、見過ごすことが出来ず家に連れて帰りひとまず使っていないケージに入れて幼稚園へと急ぎました。帰宅してから思いつく限りの機関へ連絡を取り、近所に貼ろうと迷い犬のチラシを作りました。保護はしたものの自分の置かれている状況もよく分かっていない様子でひたすら寝息を立てるその犬の今後を思案し、途方に暮れた気持ちで彼を眺めるしかありませんでした。
Photo_111 結局翌日に、飼い主ではなくその犬をとても可愛がっているご近所の方が懸命に探して下さり、警察経由で連絡が取れたのでした。16歳になるその子が迷子になった原因は古く錆びついた鎖が壊れてしまったことにありました。ご近所の方に付き添われ引き取りに来られた年配の男性は悪びれることもなく、「全く、面倒をかけて」とでも言いたげな一瞥を犬に投げました。「新しい鎖を用意すること。二度とこのような事態にならない様にきちんと管理すること」とたしなめる夫の強い口調もその方の心に届いたか定かではありません。帰って行く柴犬のヨロヨロとした後ろ姿をとても不安な気持ちで見送りました。
Photo_109たまにしか利用しないその男性の家の前の道を通るたび、「どうしているだろう」と気掛かりでした。今年の初詣の帰り道、その通りにある電信柱にかろうじて張り付いている一枚の紙切れが目にとまりました。 「茶色の柴犬。連絡ください。○○○」と連絡先もなくその方の名前だけが書かれてありました。「また、いなくなってしまったんだ。」無言で夫と目を合わせ言葉にならない気持ちを飲み込み、単純に善意や感情だけでは上手くいかない「保護する」ことの難しさを実感したのでした。
昨今、甘やかすだけやマナーのない飼い主などが問題になりますが、虐待したり命に対し無関心なケースを目の当たりにすると、例え問題があっても「可愛がっているだけいいのかもしれない」とさえ思えてしまいます。いまだ電信柱でヒラヒラと揺れているたった一枚だけの頼りない張り紙。今までに洗って貰ったことがないと思えるほど汚れていた彼は帰る日の朝、夫に大人しく身を任せシャンプーされました。フワフワになった16歳の彼が悲しい最後を迎えていないことを心から願うしかない私自身もまた他に取るべき方法がなかったのか自問自答する日々なのです。

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コメント

stellaさんご無沙汰しておりました。
私も、体のアチラ、コチラが痛くてパソコン作業もおろそかにしておりました。(^_^;)
目の具合は如何ですか?
回復している事を願っています。

16歳の迷子犬君は今は何処に行ってしまったのでしょうか?
優しい方が保護してくれていると思いたいですね。
犬社会も、近年長生きと美食の傾向が在り、さまざまな病気が出て来ているそうですね。
知り合いのビーグル君は12歳で、糖尿病を患ってインスリンを投与しています、治療して半年したら脳梗塞になってしまい今は飼い主さんはとても大変な介護をしています。
若い頃から、栄養の多いおやつも沢山食べていたから・・・と飼い主さんは言っていました。
食生活って大事ですね。


投稿: nao | 2007年1月30日 (火) 19:36

私もここの所、皆様のプログは読んではいるのですが書き込みしてませんでした^^;
ところでこのテーマって本当に難しい問題ですよね。
我が地で起こった例のドッグ○ーくの事も何だか後味の悪い結果で終わりそうですし例の「崖っぷちワンコ」の事もあの犬だけ特別扱いで殆ど外見は同じ姉妹犬には目もくれない人ばかりだし、、、、、
我が家の近くに「可愛いかったから~」ってだけで次々と買って来られる人がいますが(それだけ経済力もあるんですが)庭に放し飼いで時折逃げ出してあちこち放浪しています。以前、目の前で跳ねられて血だらけになったキャバリアを信号が変わるのを待って急いで大通りの真ん中から運んだことがありました。だって沢山の車に踏みつけられるのを見てはいられませんでしたから。
あの時の辛そうな目は今でも忘れられません。その家の庭にはその後、すぐに次の犬が来てましたが。。。
stellaさん くれぐれも目は大切にね。
私も目では苦労してますので。

投稿: シュガーママ | 2007年1月31日 (水) 10:57

♪naoさんへ
目の状態はだいぶよくなってきました。コンタクトはまだOKが出ていませんが(^_^;)これを機に度のあった眼鏡を新調しま~す。今回目がかすみ始めた時、思わず「も、もしかして老眼!?」と思ってしまいました~。
私と同年代の友人達は実年齢より若く活動的な人が多いのですが、みんな「疲れが抜けないってこういう事のなのね~」と身をもって体感するようになったと口を揃えます。自分の健康も気になるけど、はなの健康もとっても気になる今日この頃です☆

♪シュガーママさん
連日テレビを賑わせていたそちらの保護施設のこと、とても気になっていました。「保護」の問題はとても大切であると同時に難題でもあるってことも考えさせられるきっかけになりました。「崖っぷちワンコ」の件も「なんだかなぁ」と思って見ていた一人です。
飼い始めるのは簡単ですが、犬も人間の様に病気もすれば年を取るってことを受け止める責任を持って欲しいですよね…。先日、若いラブに思いっ切り引きずられて散歩している女性を見かけました。そのうち凧の様に空に舞い上がってしまうんではないかと思う程でした。「大丈夫かなぁ」と思わずお節介を焼きそうになりましたが、それってやっぱり余計なお世話なんでしょうねぇ(^_^;)

投稿: Stella | 2007年2月 1日 (木) 11:27

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